明日の記憶
主人公は 49歳、働き盛り。大手広告代理店のやり手の部長。一人娘の結婚も控えている。しかし 物忘れが多くなり会議の予定を間違えたり、道に迷ったりする。そして妻の勧めで行った病院でアルツハイマー病と診断される。娘の結婚式までなんとか頑張るが、結局辞職。病状は確実に進行する。・・・渡辺謙が体当たりで熱演、それを支える妻枝実子の樋口可南子が美しくやさしく好演している。・・・冒頭のシーン。ある施設の一室に車椅子に乗った男が居る。そこへ女が来てテーブルに湯飲み茶碗を置く。茶碗がクローズアップされると、「えみこ」という文字が見える。これが明日を暗示している。ラストもこの手作りの茶碗でした。・・・不治のアルツハイマー病について認識を深める映画でした。評価④
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