エグザイル/絆
○原題はEXILED、放逐。これじゃ分かりにくいので「絆」と副題をつけたか。○鬼才ジョニー・トー監督最高傑作、「彼らこそ最高だった」という宣伝文句につられて見に行ったが。○仏フィルム・ノワール(犯罪映画)ならぬ香港フィルム・ノワールだそうだが、とても及びもつかない。重みがない。銃撃戦がドンパチで軽く迫力がない。ボスにも凄みがない。○返還真近のマカオで 幼馴染の5人がマフィアの抗争で敵味方になり その後は男の絆で団結しボスに立ち向かう。話は二転三転して面白く作ってあるが。○5人の絆の固さが 少年時代の1枚の写真だけではわからないので説明が必要だ。最初に死ぬウーの妻が その死体を運んできた4人に対し突然銃撃をするのもわからない。ボスに追われた4人がコイン占いで決めるほど行く当てもなく歩いて金塊を積んだ車にあうのも偶然過ぎる。○5人の俳優はそれぞれ個性を生かして熱演。評価③
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