グラン・トリノ
○題名は フォード社製72年型の車名。主人公の愛車。○この男、永年フォード社を勤め上げ、朝鮮戦争も経験し、妻に先立たれた後、磨いた愛車を眺めながらビールを飲むといった余生を送っている老人。二人の息子とその家族から嫌われる偏屈な頑固者で、隣に引っ越してきたアジア系移民の家族ともなじめない。○ある日 隣の家の少年が、不良グループに脅されてグラン・トリノを盗もうとするが、老人に見つかり失敗。それを契機に老人と少年の交流が始まる。その後 不良グループは度々少年を脅しに来るので、男は銃を持って撃退。彼らはそれを根に持ち、少年と彼が好きな少女に暴行を加える。○男は自分の責任と感じて怒り・・・さて 不良グループに対しどのような行動に出るか?・・・○「男は迷っていた、人生の締めくくり方を。少年は知らなかった、人生の始め方を」・・・男の人生の最後の決め方を クリント・イーストウッドが見せてくれる。評価⑤
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