プリンセス トヨトミ
①万城目学の同名小説の映画化。②会計検査院の調査で大阪人が400年守ってきた秘密が明らかになるという歴史SFとも言える。③会計検査院の調査官3人は松平元(堤真一)、鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲンズブール(岡田将生)。調査対象はOJO(大阪城址整備機構)。松平が偶然不審を抱き調査を進めるうち、大阪国総理大臣、真田幸一(中井貴一)が現れ、400年にわたる豊臣家の末裔の秘密を語りはじめる。そして大阪中を巻き込む騒動に発展する。④登場人物の名前に注目。松平元ー松平元康(徳川家康)、鳥居忠子ー鳥居元忠(徳川方武将)、旭ゲンズブールー徳川の正室旭姫(秀吉の妹)、真田幸一ー真田幸村(豊臣方武将)という具合で まるで大阪夏の陣。映画も大阪夏の陣で大阪城落城のおり、秀頼の子、国松が逃げる所から始まるのがミソ。⑤荒唐無稽で壮大なホラ話だが、そう思って見れば良し。評価④
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