小さなおうち
①直木賞受賞中島京子の小説の映画化。監督は山田洋二。②昭和11年、布宮タキ(黒木華)は山形の田舎から東京の郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家に女中として来る。その家には、玩具会社に勤める平井雅樹(片岡幸太郎)、その妻時子(松たか子)、5歳の息子恭一が住んでいた。③そこへ、雅樹の新人部下の板倉正治(吉岡秀隆)が現れ、時々出入りするようになる。そして、時子の心がその青年に傾いていく。④それから60数年後、タキの葬式に出た親類の青年荒井健史(妻夫木聡)は、晩年にタキ(賠償千恵子)が綴った自叙伝を読み、当時の秘められた事実を知ることになる。⑤昭和の戦時中の様相と平井一家に起きた事情が興味深い。評価★★★★☆
« 永遠の0 | トップページ | エージェント・ライアン »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント